青汁とビタミンBの関係

青汁を飲むとビタミンBが効率よく摂取できる

今回は青汁とビタミンB群の関係についてご紹介していきたいと思います。 青汁にはビタミンB群が豊富に含まれており、青汁を飲むことでビタミンB群が効率よく摂取できるのです。

青汁に含まれるビタミンB群の効果・効能とは?

30種類弱もあるといわれているビタミンB類ですが、特にビタミンB12に関しては青汁の原材料で有名な明日葉や大麦若葉などに多く含まれています。 大麦若葉の青汁に関してご説明すると、ビタミンB12だけでなくビタミンB2、B6などに関しても豊富に含まれています。

今回は特に大麦若葉に多く含まれているビタミンB2、B6、B12に関してお話ししていきます。

まずビタミンB2からですが、こちらは体内の余分な脂質や糖質を燃焼させる働きの他、皮膚や毛根、爪などの細胞一つ一つを健康な状態で維持したり、再生したりするのに必要な栄養素です。 また「過酸化脂質」といって、体内で脂肪が酸化されて動脈硬化になりやすくしたり、細胞の老化を早めたりする有害な物質ができるのを防ぐ働きがあります。

次にビタミンB6ですが、これは体内に取り込まれたタンパク質の代謝に必要なビタミンです。 髪の毛や爪、内臓や骨など、人体の構成においてあらゆる部分にはタンパク質で構成されています。

食事から摂取されたタンパク質は分解され、アミノ酸になり、さらにはアミノ酸が体の各部において必要な種類のタンパク質となり再合成され各部につかわれています。

こうしたタンパク質をアミノ酸に分解するという大切な役割を担っているのがビタミンB6なのです。 ビタミンB6はその他にも、セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ギャバ(α-アミノ酪酸)といった神経伝達物質の合成にも関わっています。

最後にビタミンB12についてです。 ビタミンB12の特徴としては、赤血球のヘモグロビンを増やす役割や血液を作るビタミンとして知られており、貧血予防にも効果的です。

その他、末梢神経の傷を修復し痛みを和らげたり、新陳代謝を促して傷ついた粘膜をスムースに修復したりする他、睡眠を促す成分である「メラトニン」を分泌させ寝つきをよくする効能もあります。 こうした体に不可欠なビタミンB群が青汁にすべて詰め込まれているのです。

青汁1杯で1日の必要量をすべて補えるわけではありませんが、ビタミンB群の多くは水溶性ビタミンで、食事から摂りこんだ際にその一部が水に溶けて体外へ排出されてしまうこともあります。

このように、摂取したビタミンの一部が水に溶けて失われるという点を青汁で補給し、ビタミンB群の摂取を効率よくおこないましょう。 青汁とビタミンB群には深い関係があることがお分かりいただけましたでしょうか。

ビタミンB群が体内でどう働きかけているかを知り、その栄養素を補う一つの方法として青汁を選ぶのもいいでしょう。

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