残らず栄養を取りたいなら非加熱製法でできた青汁

青汁と名前がついていたらどれも同じではないのか?と思われがちですが、実は青汁にもより効率的に栄養素が摂れる商品があります。 それは「非加熱製法」という製法で製造された青汁です。

非加熱製法とは名前の通り、原材料に熱を加えず作られた方法ですが、なぜ熱を加えないほうがいいのか、これについてご説明いたします。

非加熱製法とはいったいどんな製法?

一言に非加熱製法といってもその製法の種類はいくつかあります。

例えばスプレードライ製法という製法は、液状化した原料を霧状にし、加熱した空気で瞬間的に粉末化する乾燥技術です。 また遠赤外線製法といって、遠赤外線を利用して低温で乾燥する製法など、基本的には低温で乾燥させる製法です。

その他凍結させた食品を真空状態に置き、水分を昇華させて乾燥させる「フリーズドライ製法」などがありますが、この製法を用いるメリットとしては青汁に含まれるビタミンが熱に弱い性質であることや、そのほか熱に弱い栄養素を壊さないようにするためだといわれています。

その他、スプレードライ製法は連続的かつ大量生産が可能とされ、粉チーズなどの乳製品や粉末状の食品などに多く取り入れられています。

非加熱製法の青汁=粉末タイプというわけではありませんし、粉末状だからといってすべて非加熱製法で作られているわけでもありません。 ただ青汁を選ぶときに気を付けていただきたい重要なポイントがこの「非加熱製法」であるかどうかということです。

余談ですが、せっかく飲みやすい青汁を選ぶなら非加熱製法かつ粉末状の青汁がおすすめです。 その理由としては、粉末状のものはスリムなスティック状の個包装になっているものが多いことから、持ち運びしやすいです。

粉末状にすることで独特のにおいや苦みが軽減されることが多く、お料理などに加えても味を損なうことなく栄養を取り入れることができます。 また風味をよくするために抹茶や緑茶などを青汁に加えて、カテキンなどの成分も同時に摂取できるようになっています。

これから青汁を選ぼうと思われている方はぜひこの「非加熱製法」を念頭において商品を選びましょう。

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