青汁にもビタミンやミネラルなど、豊富な栄養素が含まれていますが、青汁だけで1日の野菜量やそれに値するビタミン類などを補うのは難しいようです。 ただ普段から野菜を食べる頻度が少ない、また多忙で野菜を調理して食べる時間がなかなか取れないという方でビタミン剤などサプリに頼ることもあるかと思います。
青汁で足りない栄養素をマルチビタミンで服用しても問題ないのか、お話ししていきたいと思います。
サプリメントの栄養価
マルチビタミン剤の主な成分は、おおよそ17種類。これは商品によっても異なります。 成分例としては、タンパク質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウムなどです。
マルチビタミン剤のメリットは、体に必要な栄養素をまんべんなくバランスよく摂れるところ。 ビタミンは群(複合体)で効果を発揮することが多いため、このような取り方は効率がいいといえます。
青汁の栄養価は?
青汁の栄養価でビタミン類を見ますと、一部マルチビタミン剤に含まれる栄養素と重複しています。 今回はビタミン類だけで見ていますが、青汁には他にも炭水化物、脂質、タンパク質の他、抗酸化物質などが含まれています。
青汁とサプリメントの併用は効果が大きい?
青汁とサプリメントの併用で効果が大きくなるのかいうというより、健康を保持するための1日の必要摂取量を補い、「土台」を作るのに役立つでしょう。 青汁とサプリメントのそれぞれの目安摂取量を守って服用すれば、ビタミン類を取りすぎるということはありません。 ただ、普段の食生活でも栄養のバランスが取れるようにすればよりいいでしょう。
青汁と相性の悪いサプリメントの栄養素
青汁と相性の悪いサプリメントが存在します。 それは「デトックス系」のサプリと、「ミネラル系」のサプリです。 デトックス系は青汁に含まれる栄養素も排出してしまう可能性があり、ミネラル系のサプリは食物繊維が豊富な青汁と併用してしまうと吸収されにくくなるようです。
どのタイミングで飲むとよい?青汁マルチビタミン剤まとめ
青汁もマルチビタミン剤も飲むタイミングはほとんど決まっておりませんが、寝起きは栄養吸収力がアップするといわれています。 起きてすぐ青汁を飲み、同時に水分とともにマルチビタミン剤を摂取すれば、効率のよい栄養素の摂取ができるでしょう。