青汁を飲まれている方、そうでない方も「青汁の定義」について考えられたことはありますか?
青汁の定義を知って商品を選ぶことでより栄養価が高く青汁本来の効能が活かされたものが見つかるはずですし、飲みやすさを追求されたい方も青汁の定義や路線からかけ離れることなくよりよい商品を見つけることが可能になると思われます。
では実際に一緒に考えていきましょう。
青汁の定義は一体どこにあるのか?
「青汁」と辞書で引くと、「青い汁、生の緑葉野菜のしぼり汁」というような説明がされています。 青汁本来のポイントというのはどうやら「生」であることのようです。
生の野菜を搾っただけなら、自宅のミキサーで作ればいいだけの話ですが、現在は粉末に加工されたものやフリーズドライタイプのものなど各企業の商品開発の過程によって青汁の形式がいろいろ異なっており、どれも生の緑黄色野菜を搾っただけではありません。
現在は商品化されたそのものにこそ「青汁」といわせる定義や価値(ネームバリュー)のようなものが感じられます。
青汁という価値の一つは、商品化されている青汁に使われている緑黄色野菜はスーパーや八百屋などで気軽に買える野菜ばかりではないということ。 ケールや明日葉、大麦若葉など、緑黄色野菜の中でも特に栄養価が高く手に入りにくい野菜を使っているというところに、その説得力があるのではないでしょうか。
もう一つの価値としては野菜の栄養価をできるだけ保持できるよう工夫がなされているということ。 緑黄色野菜に含まれているビタミン類など熱に弱い栄養素ができるだけ壊れないような製法が取り入れられています。
これが商品化するうえで非常に大事なポイントかと思われます。
青汁=まずい=栄養素が高いとは限らない?
ひと昔前の青汁だと青汁=まずいというようなイメージがあったかもしれませんが、最近では味についてだいぶ改良されてきているので青汁=まずいとは一概に言えなくなりました。
青汁がまずいというのは、ケールという野菜だけを原材料に使っているもので最近ではできるだけ青臭さが残らないように大麦若葉や明日葉など風味がさわやかな野菜を使用し、飲みやすくなっただけでなく栄養価も高く満足できるものが多く出回っています。
青汁の定義を知って自分に合った青汁を
今回は特に現在商品化されている青汁についてどのような定義があるかお話しいたしましたが、単なる野菜の搾り汁ではなく「青汁」として商品を購入する価値があることがお分かりいただけたかと思います。
また近年の商品開発過程によってまずい=栄養価が高い、健康というイメージを払拭させてくれるような商品はたくさん出回っています。 ぜひ自分にあった続けやすい商品を見つけてくださいね。